できる人が使っている「ポストイット活用術」
文房具屋に行くと必ずおいてあるのが付せん(ポストイット)です。
付せんは小さなメモ用紙の一部に軽い粘着テープがついており、別の書類やメモ、デスクや置物などに簡単につけたりはがしたりすることができます。
今は文房具ブームということもあって数多くの種類の付せんが販売されており、大きさや形などもさまざまとなっています。
普段から仕事によく付せんを活用しているという人もいるでしょうが、より積極的に業務に使用していくことによりさらに業務効率を高めていくことができます。
仕事の効率化というとIT機器や特殊な方法を使用するといった大きなものを考えるかもしれません。
ですがこの付せんは手軽に使用することができ、かつとても便利なお手軽な業務改善方法となります。
仕事が忙しくてなかなか自分の力だけでは回せないと感じている人なら、まずは文房具店に行っていくつかの大きさの付せんを購入してきてみましょう。
初めて購入をするときにはまずはシンプルな短冊形のものがおすすめです。
付せんを使ったToDoリストを作成する
付せんを仕事で使う場合、まず一番頻度が高いのはブックマーカーでしょう。
書籍やページ数の多い書類を取り扱うときに、付せんを挟んでおくことですぐに必要な情報が書かれているページにアクセスすることができるので、しおり替わりにたくさん貼り付けて使用するということもあります。
そうしたブックマーカー替わりの付せんは小さなサイズが多いと思いますので、次に書き込みスペースのある中型のものを使用したToDoリストを作るということをおすすめします。
ToDoリストは今受けている仕事やこれからやらないといけない仕事を書いておき、優先順位を決めて実行していくものですが、いちいちノートや画面でまとめるのは面倒な作業です。
そこで急ぎの仕事を受けたときにはまず付せんに書き込んでおき、メモや近くの小物につけておいてあとで手帳などにまとめるといった方法をとってみましょう。
あるいは付せん自体をリストにしてしまい、仕事が終わった時点で捨てていくという方法でもかまいません。
手軽に書けて廃棄も楽な付せんはただの紙切れとしてのメモ用紙よりもなくす可能性が低く、他の要件と優先順位を比較するときに視覚的に把握ができて大変便利です。
付せん愛好家におすすめしたいアイディア商品
男女問わずこの付せんの便利さに魅入られた付せん愛好家というのはたくさんいるようです。
そんなニーズにこたえる形で、今大手文具メーカーでは便利な付せんアイディア商品を多くリリースしています。
一例を紹介すると、まず無印良品などで販売されている「半透明付せん」というものがあります。
こちらは付せんのメモ部分が半透明になっており、書き込みをして貼り付けたあとでもその下の文字が読めるようになっていることが特徴です。
大きな付せんは貼り付けるとその下の文書やイラストが見えなくなってしまうという欠点がありましたが、この半透明タイプのものならいちいちはがさずに下にある書類を参照できます。
次にどこからでも切れてサイズを自分で決められるミシン目入りの付せんがあります。
これはヤマト株式会社が開発した「CHIGIRU」というもので、細かくミシン目のある付せんを好きなサイズで切って自由に貼り付けることができるようになっています。
他にも付せんコーナーにはたくさんの商品があるので、ぜひ時間のあるときにじっくり探しに行ってみてください。