自分の経験を生かしたキャリアプランを形成
転職をするときに必ずしておきたいのが自分のキャリアの棚卸です。
これはそれまで自分がしてきた仕事や携わってきた業務を一つずつリストアップしていくことで、今の自分にはどんなスキルがあるかということを確認する作業です。キャリアの棚卸については転職指南書や求人系雑誌のコラムなどで多く見かけることができる一般的な方法です。
中には便利な記入式のものもあるのでそうしたものを利用するということもできます。キャリアの棚卸をするときにはまずこれまで勤務してきた会社とそこでの担当、してきた仕事を大小関わらずなんでも思いついた順に書いていきます。
そしてその中から自分が特にやっていてやりがいがあったものや、次の仕事としても使っていきたいと思うスキルを絞り込んでいきます。完全に希望通りに転職ができるとは限らないものの、それでもこうした棚卸作業をしていくことで採用のための活動をするときに具体的に能力のアピールをすることができます。
転職というとどうしても同業種の企業から探したくなるところですが、全く違った業種や業態であっても一つのスキルを応用して別の分野に活躍の場を求めることができます。
接客スキルは多くの販売業で利用ができる
他業種への応用ということで言うと、非常に汎用性が高くて便利なのが接客・販売のスキルです。
アルバイトであっても正社員であっても、おそらく若い時期には現場の仕事を多く経験する機会があることと思います。飲食業や小売業では必ず訪れる人を相手にした接客の技術が必要になります。
この接客のスキルというのは教えてもらったり、机上の学習をしたらそれで身につくものではなく現場の経験がすべてものを言うことになります。接客経験があることで他のサービス業に転職をすることもできやすく、そこからまたさらに次の仕事へのキャリアアップをしていくことができます。
その中でも、おすすめなのが接客の技術を生かした携帯ショップでの勤務です。今携帯業界は大変に勢いがあり、全国的に多くの求人が出されています。そのため多くの携帯キャリア会社では優秀な人材を探し育成する作業が進められているところです。
携帯ショップでの仕事
携帯ショップでの具体的な仕事としては、まず窓口で訪れる人に対して商品説明やプランの案内をしていくということがあります。
おそらく携帯ショップでの業務で最も多く募集されているのがこの仕事でしょう。採用は本社で一括で行うのではなく、実際に運営しているそれぞれの店舗によって独自の採用基準で募集をされています。そのためこれから携帯ショップで仕事をするときには、店舗ごとの求人情報を呼んで応募していくということになります。
ちなみに店舗によっては窓口業務だけでなく、事務系や技術系の仕事も募集していることがありますが、接客や販売のスキルを上げる目的であれば、窓口業務がおすすめです。ちなみに現在の携帯ショップは、タブレットを使った機種紹介や契約内容の説明なども業務に含まれるため、機械操作に長けている人ほど働きやすい環境と言えるでしょう。
研究職、開発職の仕事
同業種や同業界での転職を考えるとなると、研究職や開発職という仕事からの場合は、自分の経験を活かすケースの転職が多いです。
なぜなら、この職種に限ったことではありませんが、今までの仕事が他の仕事でも活かせる場合が多いからです。例えば、以前は研究職として従事していて、さらなるキャリアアップを目指して研究のプロとして活躍できます。研究内容によっては、今までの経験を他業種で活かせることもありますが、純粋にキャリアアップだけを狙うのであれば、専攻する業界内での転職をおすすめします。
また、様々な企業での研究開発職として携わることも可能です。自分がどのようなキャリアプランを立てるかで今後の転職活動が大きく変わってきます。実際に求人も正社員登用はもちろんですが、複数の職種がありますので、一度見てみるのもいいでしょう。