「この人はできるな!」と思わせるために
人と話していてなんとなく「この人頭よさそう」と感じることはないでしょうか。
逆に「この人仕事できなそうだな」と感じることもあるのではないかと思います。
人柄はさておき、仕事ができるかできないかということの一つの判断基準となるのが現状把握や伝達を素早くすることができるかどうかです。
わかりやすく言うと、さして重要でもないような報告をいつまでもだらだら言葉を並べてなかなか核心に至らなかったり、余計なことばかりに時間をとって緊急にしてほしいことを後回しにしているような人は「仕事ができないな」というふうに思われることになってしまいます。
特にその能力が問われるのは上司への報告の場面で、いかに端的に現状と結果を伝えることができるかということこそが仕事をしていくために重要なポイントとなります。
要点をまとめる練習をすると会話も文章もうまくなる
伝えたいことを端的にまとめる練習を意識してやっていくことで、自然と会話力や文章力が上がっていきます。
まずこれから伝えたいことの要点を箇条書きで書き出してみて、そこからどういった順番で伝えるのが一番わかりやすいかという組み立てをしてみます。
どうしても急ぎで伝えなければいけないことがある場合には、結果だけを先に伝え、そこに至るまでの過程を順に説明していくようにすると全体の長さを短縮することができます。